箕輪亜希子 展  MINOWA Akiko Exhibition 2018.3.22-4.8


 
  
ここ数年、路上に落ちているモノを拾い、家の中に置きなおして撮影するという作品をいくつか制作してきた。それらの作品にはいくつかの決まったモチーフが現れていて、人に指摘されるまでそれははっきりしたことではなかったけれど、確かに意識的にそれは選ばれていて他のモノと区別されているのを感じる。それはそれを掴む時の感覚として、それに期待する機能としてもはっきりと違う意識が働いている。その中の一つが「石」で、もし石のみで作品をつくることになったらどんなものになるかな。そう思ったのが発端で、今は拾ってきた石を見てどうしたものかと考えているところです。(2018/3/4 箕輪亜希子)

 
私の作品にはよく石が出てくる。以前の作品に、陶器の破壊とその修復を繰り返すというものがある。石はその時の陶器の破片のような、何かの一部という感覚で選んでいるようにも思うし、それそのもの1つの個体として見てもいる。
ここにあって手にできる大きさであるけれど、そこには手に出来ない何かが多くあって、距離が掴めないようなところが気になる理由であるように思う。(2018/3/22 箕輪亜希子)