開催中
千崎千恵夫
層、時のカケラ
2024年3月14日 ー 4月7日
開廊日:木 ー 日
開廊時間:13:00 ー 18:00
私の今回の作品の表現は、何気なくほっておかれた木片に目を向け、それが持つ時間性と、それを見た私が感じる時間性を組み合わせたものとなっている。その時間性を色彩として組み合わせ、時間の背後にある風景を強調する。さらにその作品を、特定の画廊空間に設置することで、余白のある空間を作る。それは、作品の内側に現わされる主張だけではなく、外側の空間も作品の一部であり、あることとないことを考えてもらうための方法でもある。一瞬で過ぎ去る時間、そのことを画廊の外にまで広げて、広大な空間に結びつけることである。
千崎千恵夫
次回展示
水戸部七絵×野村和弘 展
2024年4月25日 ー 6月23日
開廊日:木 ー 日
開廊時間:13:00 ー 18:00
※当展覧会は水戸部七絵個展・野村和弘個展・水戸部七絵×野村和弘展の3部構成となります。
水戸部七絵 「転ぶ人」 2024年4月25日 ー 5月12日 開廊日:木 ー 日 開廊時間:13:00 ー 18:00
野村和弘 「片方のイヤリング(落とされ、ペチャンコにされた、片方のイヤリングは、まだ妖精とともに)」 2024年5月16日 ー 6月2日 開廊日:木 ー 日 開廊時間:13:00 ー 18:00
水戸部七絵×野村和弘 「new nobility | 新貴族主義 光へ! 」 2024年6月6日 ー 6月23日 開廊日:木 ー 日 開廊時間:13:00 ー 18:00
テキスト(抜粋、「new nobility | 新貴族主義 光へ!」より)
アーティストの末裔として
もはや、明白なことでしょう。アートも、アーティストも、消滅しようとしています(アート分野が、存続していくだけ?)。あるいは、賢い人にすれば、単なるカテゴライズの問題だとか、時代によって変遷していくのは当たり前じゃないか!、と、簡単に片付けられてしまうのでしょうけれど。被害妄想?もちろん、それにも一理はあります。しかし、どのように考えることも許されているし、いたって勝手というものでしょう。こちらには戦う意志もなく(実際には、戦いであったとしても。初めから、こちらの負け戦、決定!、のようなものですから。断末魔にすぎない?)、すでに芸術言語ではなく、通常言語によってアートされるようになってきているのです、一応としても、こういう方向に沿って考えてみてくれないか?、と、申し上げるだけのことなのですが(むしろ、ずっと未来の感受性に向けられた、メッセージ?高貴さこそが、モダンの原動力だった?いずれにせよ、今の状況とすれば、多くを学ばせてもらった、すぐれた先人たちに対してなら特に、申し訳なく思うしかないのではないでしょうか?)。
高貴なもの、光へ!
演出でも、イメージでもなく、高貴なもの。ウルトラ楽しんだ人=高貴な人。たとえば、セザンヌ。ゴッホは、心底からの奉仕者でした。キュビズム、コラージュの、ピカソ(+ライトな彫刻、タトリンの、コーナーレリーフにも影響を与えた。それ以降は、それまでの、すぐれたアーティストたる姿勢を裏切って、そのレベルを下げていきます)。特に紙の仕事での、エルンスト。モンドリアン、デュシャン。イブ・クライン、マンゾーニ。前半のウォーホル、機械になりたい、は、署名を始める以前のアーティストを想起させてくれます。同じく、ニューヨークでの草間、すばらしくチャーミングでした(当時のアーティストたちに、多大な影響を与えたことが伺われます)。アンドレ、フレヴィン、ブロータース、ブルジョワ。イサ・ゲンツゲン、クーンズなど。この前までグッチにいた、アレッサンドロ・ミケーレは、しまわれていた玉手箱をぶち撒けました。
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