開催中

野村和弘

むしろ、幸せの音

2023年3月9日ー4月2日

 前期 3月9日ー3月19日 ヨーロッパ史(ニーチェによる)/ テリトリー

 後期 3月23日ー4月2日 むしろ、幸せの音 / 青い空

開廊日:木ー日

開廊時間:13:00ー18:00

※前期と後期で展示スペースの作品が全て入れ替わります。

※後期展示作品「むしろ、幸せの音」は毎日17時から1分間だけ音が鳴らされます。

サライの落書き 2021 installation with single earrings (part)  design by na.f.o-flat

むしろ、幸せの音

今回展示した作品は、これまでずっと、解放された状態で考えてきたこと(ゆえに、この展覧会のために、というわけではなく)が、即物的に形となったもの(いつもその傾向にあったにせよ、特別な技術を駆使しているわけでもなく、小さなインスタレーション?、インスタレーションとオブジェの中間的な形態?、既製品を使うことも、それらの組み合せ方にしても、ただ磁石が引き合ってしまったかように)で、分かる人には、分かるんじゃない?、というものでしかないのでしょう。ということもあって、作品を見て、共感してもらえるのは、せいぜい10人中2、3人というところではないでしょうか(そうだとしても、誰もが眺められるようなものとしてはなかった、洞窟の奥深くに描かれたアルタミラの壁画でさへも、万人に向けられたものとしてあったはずなのです)?また、即物的に形となったものなら、いちいち説明を加える必要性もないようにも思われました。それが、どこまでトンチンカンになれるのか?、ということなら、それはそれで興味深いことですが、形として提示されたものの不十分さを、説明が埋めてくれることもないのです。(部分) 

野村和弘


〈 Shopページ 情報 〉

青木野枝作品が入れ替わりました。