「私の作品に特定の物語はありません。にも関わらず、見る人がそこに意味付けをして様々な物語を作り出していく。その想像の営みに興味があります。見る人が絵画の中にもう一つの身体を持ち、その実体を持たない自由な身体感覚によって絵画を空間的に体験し、その経験がまた身体へと帰ってくる。そんな風に循環する生きた絵画空間を作りたいと考えています。」
– 明日のまみえない神話 –
ふと目を上げると、窓から満開の梅が見えたりして
ずっと机の上に居たんだなあと気がつきました。
明日は見えない。当たり前のことですが忘れがちです。
今日の続きとしてではない明日を想像する。
それは神話なのかもしれない。そんな事をアクリル板の上で考えていました。
これまで描いた事のない大きな絵と長い絵を展示します。
庄司朝美
【トークイベント】
3月24日(日)16:00~
庄司朝美 × 中尾拓哉(美術評論家)